草履、下駄、雪駄、和装履物のことなら・・・株式会社まつもと履物店。「まつもと履物店」は、東京・浅草ひさご通り商店街にある和装履物専門店(明治32年創業)です。
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まつもと履物店では、明治32年(1899)の創業以来、自店作業場で最終仕上げをした商品を販売しています。
東京・浅草ひさご通り商店街「まつもと履物店」 「まつもと履物店」は、明治32年(1899年)2月、“雪駄表”(せったおもて)の【整理方(せいりがた)〔=雪駄製造のうち、雪駄の表の編み目を寄せて細かく仕上げる工程を担う場所〕】として、浅草千束町二丁目(現在の店舗と同じ所在=東京都台東区浅草二丁目)で創業ののち、紳士向けの雪駄の仕立て(製造小売)に注力しつつ、紳士もの、婦人ものを問わず、草履、下駄、雪駄等の和装履物(はきもの)の小売事業を継続してきました和装履物専門店でございます。
株式会社まつもと履物店の道具
 紳士もの、婦人ものを問わず、草履、下駄、雪駄等の和装履物(はきもの)の小売を生業としており、浅草寺の西側・浅草公園六区の映画館街と言問通り(主要地方道・環状3号線/都道319号線)とを結ぶ、江戸街風アーケード「浅草ひさご通り商店街」に店舗を構えています。
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 最寄り駅の「つくばエクスプレス 浅草駅」から徒歩およそ3分、「東京地下鉄(東京メトロ)銀座線 田原町駅」から徒歩8分、「東武鉄道浅草駅・都営地下鉄浅草駅」からは徒歩10分という距離にあり、「浅草寺」へ徒歩5分、「浅草花やしき」まで徒歩1分という絶好の場所に位置しております。

 東京・浅草にお越しの際は、ぜひ、和装履物専門店「まつもと履物店」にお立ち寄りくださいませ。【その他店舗詳細はこちら(iタウンページへのリンク)
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和装履物専門店「まつもと履物店」  和装履物専門店「まつもと履物店」(東京・浅草ひさご通り商店街)では高品質な和装履物を数多く、豊富な品揃えで皆様のご来店をお待ち申し上げております。

 こんな草履、あんな下駄、雪駄がぜひ、欲しい・・・けれど、近くには取扱うお店がない。そんなお客様も和装履物専門店「まつもと履物店」できっとお探しのモノが見つかるかも。

 和装履物(草履・下駄・雪駄)を専門とする当店では、永年の経験等を通じて培った技術・情報分析力をもとに、東京・浅草「株式会社まつもと履物店」オリジナルの和装履物の企画・開発も手がけており、随時、当店でしかお買い求めになれない新商品を投入しております。
草履・下駄・雪駄、和装履物のことなら・・・(お子様向け・紳士もの・婦人もの・外国人向け、ぞうり・げた・せった、小さいサイズからものすごく大きなサイズまで)

 和装履物専門店「まつもと履物店」(東京・浅草ひさご通り商店街)
  ■店舗所在地  東京都台東区浅草2丁目22番11号
   □電話  (03)3841−2461
   □FAX  (03)3841−2469
   □電子メール  matsumoto@wasou-hakimono.com
和装履物のことなら・・・まつもと履物店(東京・浅草ひさご通り商店街)
半村 良 『小説 浅草案内』 新潮社、1988年、66〜67ページより

 <ROX>の四階で本を探すのに時間を費やし、ようやく気に入った本を手にしてそこを出ると、もう五時半を過ぎていて、私はひさご通りから千束の習字塾へ向かおうとした。
 だがまず、ひさご通りの左側にある下駄屋で引っかかってしまう。下駄が好きで浅草へ来てからは、この時とばかりいつも下駄をはいて歩きまわっているが、やはりもう今は下駄の時代ではなくなったらしい。

 道がすべて舗装されてしまったから、桐を鑢でこすっているようなあんばいで、歯がすぐすり減ってしまう。また新しく下駄を買う時期へ来ているのだ。
 脂性だから普段の下駄は竹ばりと、子供のころからきまっている。竹ばりの下駄はまだ売っているが、雪駄も下駄も実用品ではなく趣味のものになりはてて、鼻緒が粋すぎたり派手すぎたりで、ごく当たり前のものを探すのに手間がかかる。
 <まつもと>というその下駄屋さんで、なんとか地味な鼻緒の下駄をみつけて買った。鼻緒を別に選んですげ替えてもらえばいいのだが、私は子供時分から下駄屋で鼻緒のすげ替えを待つのが嫌いだった。床屋と下駄屋が苦手だったのだから、かなり気が短いほうなのだろう。
 そう言えば、五十すぎても下駄の歯の減りかたが子供のときとまったく同じだ。私の場合、右の前歯の右端から減って行く。よく右と左を交互にかえて履けと叱られたが、それをするのもあまり好きではなかった。自分の癖通りにちょっと減りはじめたころが一番歩き易い。そしてその馴染みかたを楽しんでいるうちに、左右がまるでアンバランスになってしまう。
 下駄をはくたび死んだおふくろや親類の者の顔を思い出すのは、足の裏から子供の自分がよみがえってくるせいだろう。下駄をはいて浅草をうろつく私は、ひと足ごとに過去を踏んづけて歩いているわけだ。

(半村 良 『小説 浅草案内』 新潮社、1988年10月20日発行、「第三話・朝から晩まで」66〜67ページより引用。)

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Last modified: Apr. 3, 2021.
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